ベトナム、米の新疆綿生産制裁がベトナムの衣料紡績業に影響

ベトナム若者網の9月16日付報道によると、ベトナム綿糸協會のグエン?ムンジュン主席は16日、米國が中國新疆の綿花に制裁を加える場合、東南アジアの多くの國がまず衝撃を受けるだろうと述べた。中國は世界最大の綿花輸出國であり、約85%が新疆産であり、中國から綿糸を輸入している7カ國のうち3カ國が東南アジア地域にあるからだ。

同氏によると、現在ベトナムは世界第2位の綿花輸入國で、うち65%は米國から輸入し、15%はインドから輸入し、10%はアフリカから輸入しており、中國からの綿花のシェアは小さい。しかし、現在のベトナムの年間アパレル生地の需要量は約100億立方メートルで、國內では約35億立方メートルしか提供できず、殘りの65億立方メートルは輸入する必要があり、そのうちの約65%は中國から來ている。そのため、米國の制裁措置やベトナム企業に中國の輸入生地の代わりに韓國、タイ、日本などの生地を使用するよう強要されるだろうが、中國は依然として巨大な生産能力と価格優位性を持っているため、中國の生地の完全な代替は現実的ではない。