「中國銀行業社會責任報告」発表

中國銀行業協會は5月10日、銀行業の発展概況、銀行業の経済?社會発展への貢獻狀況、銀行業の利害関係者への責任果たす狀況など6つの方面から、銀行の社會的責任の履行狀況を紹介した「中國銀行業社會責任報告」を初めて公開、発表した。

報告書によると、2008年、銀行業金融機関の慈善寄付金は10億1000萬元に達し、寄付プロジェクトは教育、文化、スポーツ、醫療衛生、科學技術、環境保護、國防公安など多くの分野と業界をカバーしている。そのうち、みぞれ?凍結災害地區への災害救援及び復興類の貸付金は千億元を超え、ブン川大地震被災地への復興貸付金は1186億5700萬元、寄付金は9億元余り。

民生改善を促進する面では、2008年、銀行業金融機関は小規模な金融サービスの提供、格安住宅建設の支援、個人創業の支援などの信用方式を通じて弱者の改善と生活水準の向上を確実に支援し、年間を通じて各種住宅積立金貸付金5400億元を投入し、貸付戸數は400萬戸を超えた。

未発達地區と貧困山間部の実際の狀況に基づき、2008年に銀行業金融機関は的確に信用支援を展開し、インフラ建設、飲用水プロジェクト、基礎教育、栽培飼育などの貧困扶助プロジェクトの順調な実施を保証し、一部の國有商業銀行は國務院貧困扶助弁公室の計畫に基づいて貧困扶助を実施した。そのうち、國の奨學金193.40億元が支給され、國內の大部分の大學をカバーし、200萬人以上の學生が助成された。

銀行業協會の楊再平専任副會長によると、2008年、銀行業協會は「中國銀行業金融機関企業の社會的責任のガイドライン」を発表し、銀行業金融機関の企業の社會的責任を履行するための管理メカニズムと制度について提案した。現在、主要商業銀行は社會的責任報告書を次々と発表し、公衆監督を推進する上で重要な進展を遂げている。www.canet.com.cn

彼は、今後銀行業協會はこれまで通り各會員単位とともに、社會民生に積極的に関心を持ち、各社會的責任の実踐に努め、銀行が経済と社會発展によりよく奉仕し、経済効果と社會効果の調和のとれた統一を実現できるようにすると述べた。

銀行業協會が270萬元を出資して設立した「健康急行／中國銀行業協會」眼科顕微手術訓練センターの除幕式が10日、鄭州河南省人民病院で行われた。これは健康急行が國內で設立した12番目の眼科顕微手術訓練センターである。今後10年間、研修センターは毎年數百人の醫師に先進的な眼科手術技能訓練を提供し、現地の貧困白內障患者のために少なくとも500 ~ 2000例程度の復明手術を無料または減無料で行う。