エルメスが販売財報を発表：季報売上高は8億5700萬ユーロ

エルメスが発表した最新シーズンの売上高は前年同期比12.8%増の8億5700萬ユーロで、これまでの市場の予想を上回ったが、前年同期の17.6%には遠く及ばなかった。これらのデータによると、エルメスの2013年第1四半期の業績の伸びは明らかに鈍化した。

エルメスの2013年第1四半期の財報によると、一定の為替レートで計算すると、エルメスの収入は2012年同期の7億769億ユーロより12.8%増の8億568萬ユーロで、市場関係者の予想を11%上回ったが、2012年第1四半期の売上高の17.6%増に比べて、すでに減速している。現在の為替レートで計算すると、エルメスの第1四半期の収入の増加幅は10.3%で、期間中の為替レートの変動は會社に1900萬ユーロの損失を與えた。また、同社の小売チャネル販売は13.6%増加し、卸売チャネル販売は9.9%増加した。

ぜいたく品専門家で富品質研究院の周婷院長は記者の取材に対し、歐州全體の経済回復は緩やかで、消費は無力で、中國市場の需要はまた減速した狀態にあり、エルメス自身の発展とも一定の関係があると述べた。彼女はまた、エルメスの発展には今日まで一定の限界があり、一線ブランドとして高いが中國で一線を畫していないと述べた。加えて、これまでエルメスは偽物事件が発生した後、その危機的な広報面の処理が不十分で、ブランドにも大きな損害を與えていた。

地域別に見ると、エルメスのアジア地域（日本市場を除く）での販売は17%増加し、主に大陸、中國マカオ地域、中國臺灣地域が牽引した。日本市場での販売は一定の為替レートで計算し、7%増加したが、実際の為替レートで計算すると、円が大幅に下落したため8%減少した：アメリカ州の販売増加率は11%、昨年に比べて今年の同時期の収入基數は低く、全體的な経済環境はよくないが、エルメスは歐州で12%の販売成長を記録している。