美服協會：輸美家庭用紡績服のDMF使用禁止

歐州委員會製品安全委員會の専門家が1月29日に投票でDMFの輸入禁止を決定し、歐州議會の承認を要請したのに続き、米國衣料靴協會（AAFA）はこのほど、歐州連合によって新たに禁止されたDMF（ジメチルフマル酸エステル）を含む世界規制物質リストRSL（Restricted Substances List）の第4版修正稿を発表した。関連する最終製品は主に家庭用織物、服裝、靴などである。

DMFは化學原料であり、高効率で低毒性の防カビ剤として関連分野に広く応用されている。関連専門家の論証によると、DMFは毒性が低く、突起変性がなく、動物體內に殘留がほとんど生じず、防カビ抗菌効果が良い。しかし、この物質は常溫で昇華すると燻蒸性があり、皮膚接觸後に深刻な濕疹と火傷を引き起こしやすい。海外メディアは、我が國の歐州向けソファや革靴にフマル酸ジメチルを防カビ剤として使用し、消費者のアレルギーを招いたことを何度も報道している。フランスやスペインなどEU諸國も昨年末、DMFを含む関連製品の使用禁止や輸入禁止を相次いで発表している。

ここで、検査検疫部門は関連する米紡績企業に注意し、使用した防カビ剤に対して徹底的な調査を行い、できるだけ無毒、環境保護、刺激性の小さい防カビ剤を選別して使用するように注意した。同時に、輸出國地域の関連技術法規への関心を積極的に強化し、相応の改善作業を早期に展開し、制限物質の基準超過による製品輸出の阻害を回避しなければならない。

責任編集：許琪雲